はて。。おにぎりってシンプルなだけあって、その家の文化をしっかり背負った品です。コンビニで買うおにぎりは万人受けの既成の味がしますが、お母さんが握るおにぎりってコンビニほど洗練されてなくて、どこかオボコイけど、自分に染み付いた味です。人はおいぎりにコンビニの包みがない時点で、一般庶民が握ったおにぎりだと認識します。そのおにぎりを口に入れるまでの1秒で、おにぎりの味を想像して、心構えをするでしょう。その時、思い浮かべるおにぎりの味は、自分の母親の味を想像するに違いありません。
と言う事で、人様におにぎりを握るのって、メニューとしては簡単だけど、結構気を使うのです。
今回、設定したおにぎり目標は、一般庶民母親のおにぎりとコンビニおにぎりの中間くらいに洗練されたおにぎり。コンビニまで既成の味になっても味気ないし、一般庶民母親おにぎりだと、自分の実家の母のおにぎりになってしまうので、ローカルすぎ。この間の微妙な所を突きたいと考えました。
ネットで検索する事、3分。私の辿り着いた理想のおにぎりレシピは、『ためしてガッテン流 究極のおにぎり 新発想握り術。』握り込むのではなく、空気をたっぷり入れて、米と米の接点を少なめにしてまとめる感じのおにぎりです。
まず米は、日本食屋さんで売られている「かがやき」。カリフォルニア州サクラメント郊外で作られているコシヒカリの品種で'00に新発売されたとか。留学していた'99-'00にはギリギリ流通してなくて、当時は「錦」を食べていました。当時は米が食べれるありがたさだけで、味を気にするなんて発想はありませんでしたが、「かがやき」と比べたら雲泥の差です。そして、うちには炊飯器がないので、鍋で炊きます。
レシピにしたがって、いつもより少なめの水で炊いて、炊き終わったらすぐにバットにあけて蒸気を逃がします。米をほぐしながらお椀に入れて、そこで成形します。その際、米を潰さないように気をつけて。大体まとまったらお椀からだして、辺だけをやさしく3角形にして、できあがり。(詳しくはガッテンHPで。)
人様へのお弁当には、梅と昆布の2種類にしましたが、残った米は全て白米だけのおにぎりにしました。食べて見ると、目から鱗がポロポロ、ポロポロ。これがビックリするほどおいしい!!塩水が米のほんのり甘くてリッチな風合いを引き出し、さらに米の甘さが海苔の香ばしさをさらに引き出し、本当にすばらしいハーモニーです。一般庶民母親おにぎりに比べたら遥かにおいしく、コンビニのような既成な味もなく、私の理想以上。人様がおにぎりを食べるのは明朝です。せめて私の目標値くらいになってるといいけど。。

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